新聞報道によると、国土交通省はフラット35Ｓの適用期間を延長する方向で検討に入った模様です。
フラット35Ｓは当初10年間の返済金利を1.0％引き下げる措置で、今年の12月30日までの申し込み分までが適用となる時限措置となっております。
この申し込み期限が延長される模様です。

～国土交通省は１８日、住宅金融支援機構が扱うのうち、「フラット３５Ｓ」の金利引き下げ幅の拡大について、平成２３年度も延長する方針を固めた。
来年度予算の概算要求に数百億円を盛り込む考え。
住宅市場が回復しない中、優良住宅の取得促進策に引き続き取り組む必要があると判断した。
返済期間が最長３５年のフラット３５Ｓは、耐震性や省エネ性能などで一定の基準を満たした住宅に対し、当初１０年間の金利を基本ローンの「フラット３５」より引き下げる制度。昨年の追加経済対策で２６００億円を計上、今年２月１５日から１２月３０日までの申請を対象に金利の引き下げ幅を従来の年率０・３％から１％に拡大した。７月末までの申請件数は約５万５千件と前年同期の４・７倍に上っているという。ただ、来年度予算で延長が認められても、来年１月から３月末までは引き下げが適用されない期間が生じる。国交省は今年度内の補正予算編成も視野に、適用が途切れないよう対応する方針。～